北野颯太、Jリーグ最後の戦いで2アシストを記録!海外移籍前に輝くラストマッチ
北野颯太がセレッソ大阪での最後の試合で2アシストを記録し、海外移籍前に輝かしいラストマッチを飾りました。

PK失敗も2アシストで勝利に貢献
2025年6月1日、J1リーグ第19節でセレッソ大阪は清水エスパルスと対戦しました。この試合は、海外移籍を控えるMF北野颯太にとってセレッソ大阪での最後の試合となりました。北野はPKを失敗したものの、2アシストを記録し、チームの4-2の勝利に大きく貢献しました。
試合後のセレモニーで涙
試合後には、北野の退団セレモニーが行われました。小学生時代からセレッソ大阪で育った北野は、クラブへの思いを涙ながらに語り、『世界の北野』への飛躍を誓いました。セレモニーでは、MF香川真司がドイツ1部ボルシア・ドルトムントへ渡る時に流された「終わりなき旅」がBGMとして使用され、オールドファンには懐かしさを感じさせる一幕となりました。
チームメイトのサポート
PKを失敗した北野を救ったのは、DF髙橋仁胡でした。髙橋は、北野がPKをストップされた直後のCKで同点ゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。北野は「本当にホッとしました。まさか、ニコに助けられるか、と。でも、本当にニコに感謝しないといけないし、すぐ追いついてくれたから助かりました」と振り返りました。
海外移籍への期待
この試合とセレモニーを終えて、北野は「今までは、まったく(海外のクラブへ移籍する)実感がわかなかったんですが、今はすごく楽しみ」と目を輝かせました。この日の試合後には、オランダ1部AZでプレーするDF毎熊晟矢と食事にも行くという。日本のみならず欧州でも名を広めた彼らに続くべく、いよいよ北野は海を渡ります。
北野の成長
北野は「僕も正直(PK失敗で)『このまま崩れる』と思った。『今日アカンわ。終わった』と思った。ゴールで終わりたかったですけど、でも何とか最低限のパフォーマンスは出せた。満足はしていないですけど、そこは新たに自分の成長したところかなと」と、PKの失敗を引きずることなく、2アシストできたことに笑顔を見せました。