ルリーロ福岡の挑戦:ラグビー・リーグワン3部での成長と来季への期待
福岡を拠点とするルリーロ福岡がラグビー・リーグワン3部で奮闘した今季の軌跡と、来季への期待を紹介。


ルリーロ福岡の今季を振り返る
2024〜25年シーズン、福岡県うきは市を拠点とする「ルリーロ福岡」は、ラグビー・リーグワン3部に新規参入した。初年度は6チーム中最下位に終わったが、シーズンを通じてチームの成長が垣間見られた。
ホーム最終戦での戦い
4日、久留米総合スポーツセンター陸上競技場でのホーム最終戦では、首位のスカイアクティブズ広島と対戦。約1200人の観客が見守る中、前半は小原稜生選手と久田侑典選手がトライを決め、奮闘を見せた。しかし、後半はスクラムで相手のパワーに屈し、反則が目立って失点を重ね、12―35で敗れた。
チームの成長
初戦から10連敗を喫した時期に比べ、点差は縮まった。三股久典主将は「最後まで切れることなく戦い抜けたのはチームの成長だ」と評価した。今季、チームは3勝12敗の成績を収めた。
今後の展望
豊田将万ヘッドコーチは「セットプレーで優位に立てず、相手を後退させるプレーができなかった」と反省する一方、シーズン後半には巻き返しを見せた。3月30日の中国電力レッドレグリオンズ戦では逆転勝利を収め、最終戦も白星で終えた。来季は「勝ち」に焦点を当て、さらなる飛躍を目指す。