ラグビーリーグワンの神戸が、きょう24日にプレーオフ準決勝のBL東京戦（秩父宮）を迎える。レギュラーシーズン5位から初めて臨むプレーオフで、17日の準々決勝では同4位の静岡を下して4強に勝ち上がった。

22日にメンバーが発表され、静岡戦から変更はなかった。レギュラーシーズン1位で連覇を狙うBL東京には、リーグワンになってから一度も勝ったことがなく、直近の4月6日に対戦した際は28―73と大敗。トップリーグ時代を含めても過去ワーストとなる失点を喫して屈辱を味わった。

しかし、その敗戦後は公式戦4勝1敗と立て直し、FB李承信は「先週に勝ったことで良い勢い、良い流れで来ている」と語る。その上で「準々決勝に勝ってからも誰ひとり満足はしていない」とも話し、リーグワン初制覇を目標に掲げ、さらなる高みを目指している。

過去、リーグワンのプレーオフではレギュラーシーズン3位以下のチームが決勝に進んだことはない。史上初の“下克上”に挑む神戸の戦いに注目が集まる。