国学院大・緒方漣、母校横浜の『執念』を胸にソロ本塁打で勝利を決める
国学院大の緒方漣が母校横浜高校の『執念』を胸にソロ本塁打を放ち、勝利に貢献。試合の詳細と彼の奮闘を紹介。

緒方漣の活躍で国学院大が逆転勝利
2025年4月9日、神宮球場で行われた東都大学野球の第1週最終日、国学院大は日大との対戦で4-3と逆転勝利を収めました。緒方漣内野手(2年=横浜)が6回裏に左越えソロ本塁打を放ち、貴重な追加点を加えて試合を決めました。
母校横浜高校の『執念』を胸に
緒方は試合前に、母校である横浜高校がセンバツで優勝したことに触れ、「村田監督から『次はオマエの番だぞ』と言われた」と語りました。打席に入る前には、鳥山泰孝監督(49)から「重心を落として、少し低めのアプローチを」とアドバイスを受け、初球の高めに浮いたツーシームを捉えました。「低く構えた結果、高めでもコンパクトに振れました」と、手応え十分の1本を生み出しました。
守備でも輝いた緒方
9回表、1点を返されなおも1死一、二塁のピンチの場面で、緒方は遊直の打球をワンバウンドで捕球し、二塁を踏んで三塁へ転送。二塁走者は戻れず併殺で試合終了となり、冷静な守備でピンチを救いました。
横浜魂を忘れず
緒方は「高校時代、『執念』という言葉を大事に泥くさくやってきた。1球に対する気持ちが、一番大事だと思っています」と語り、母校の日本一の次は自分も国学院大を優勝に導くことを誓いました。