リヴァプールの新たな柱！フラーフェンベルフがヴィエラを彷彿させる活躍

リヴァプールの新たな中核

昨シーズン、ユルゲン・クロップ氏の長期政権に終止符を打ったリヴァプールは、新たにアルネ・スロット監督を迎え、今シーズンも好調を維持しています。プレミアリーグでは2位以下に大きく差をつけて首位を快走し、チャンピオンズリーグ（CL）リーグフェーズでも7勝1敗という圧巻の成績を収めています。さらに、カラバオカップでは準決勝でトッテナムを2戦合計4－1で破り決勝進出を果たし、FAカップを含め、4冠への期待も膨らむパフォーマンスを披露しています。

フラーフェンベルフの台頭

この好調のチームを中盤の底で支えているのが、一昨年夏にバイエルンから加入したフラーフェンベルフです。在籍2年目の今シーズンは日本代表MF遠藤航らを抑えてアンカーの定位置を確保し、ここまで公式戦通算32試合に出場しています。昨年夏にレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に失敗したリヴァプールですが、フラーフェンベルフはそのことを忘れさせるかのような安定したパフォーマンスを続けています。

キャラガー氏の絶賛

現役時代にリヴァプールで通算737試合に出場したキャラガー氏は、フラーフェンベルフの活躍を絶賛しています。「フラーフェンベルフが今シーズンのリヴァプールにもたらしたものは、エネルギーと脚力だ。彼を6番（アンカー）として起用した時、非常に興味をそそられたが、私は完全に確信が持てなかったんだ。なぜなら、彼を攻撃的な選手だと思っていたからね。彼への最大の賛辞は、仮にリヴァプールが優勝すれば彼が最優秀選手の候補になるだろうということだ。まだそこまでは到達していないが、パトリック・ヴィエラを彷彿とさせる」と語っています。