日本代表DF関根大輝の決意:2部降格からの復活を誓う
日本代表DF関根大輝が2部降格からの復活を誓い、国際試合での活躍に意欲を示す。

伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属するスタッド・ドゥ・ランスは、2部メスとの昇降格プレーオフに2戦合計2-4で敗れ、まさかの2部降格となった。
失意のなか、中村とともに日本代表に合流した関根は、6月2日にオーストラリアのパースで行なわれた練習後の取材で、「来シーズンはどうなるか分からないので、そのためにも、ここで結果を残したいという気持ちはあります」と語った。
プレーオフ敗戦後、茫然とする姿があった。メンタルの部分では、「切り替えられたかと言われたら、まだの部分もある」と本音を話しつつも、「もうここに来た以上、一旦クラブのことは忘れて、全力を注ぐだけだと思うので、こっちに集中してやりたい」と前を向いた。
3シリーズ連続で日本代表に招集されているものの、まだデビューは果たせていない。今シリーズでは、右ウイングバックの堂安律、伊東、菅原由勢が招集外となり、初キャップの期待が高まる。
「ここがラストチャンスだと思いますし、結果を残せなかったら、次は呼ばれることもなくなると思うので、そのぐらいの気持ちを持って、この2戦(5日にオーストラリア、10日にインドネシアと対戦)は本当に大事にしたいなと思います」
いったん降格は脇に置き、今後の自身のキャリアにとっても重要になるこの2連戦での活躍を誓った。