第107回全国高校野球選手権の第12日目、仙台育英（宮城）は沖縄尚学に延長タイブレークの末に3-5で敗れました。試合直後、SNSに投稿された地元からの感謝の声が大きな反響を呼びました。

仙台市の百貨店「仙台藤崎百貨店」の公式X（旧ツイッター）が試合終了直後に投稿したメッセージは、多くの人々の心を揺さぶりました。

最後の最後まで粘り強いプレーをありがとう。仙台・東北の心がひとつになる瞬間をありがとう。最後の打席での涙に、これまでの皆様の計り知れない努力、甲子園に懸けた想いを感じ、胸が熱くなりました。胸を張っておかえりなさい！ 仙台の地で待ってます

この投稿には、選手たちの努力と地元の応援が交差する感動の瞬間が詰まっていました。

先発の吉川陽大投手（3年）は延長11回、151球を1人で投げ抜き、最後の打者となった打席で目元に涙を浮かべる姿が映し出されました。2年ぶり31回目の甲子園出場を果たした仙台育英は、地元・東北に大きな勇気と喜びを与えました。

この試合を通じて、高校野球の名門校としての仙台育英の存在感と、地元の熱い応援が改めて確認されました。選手たちの努力と地元の応援が一体となった感動の瞬間は、多くの人々の心に深く刻まれることでしょう。