【MLB】ヤンキース、歴史的大逆転でマリナーズ3連戦スイープ!ジャッジがサヨナラ犠飛
ヤンキースが5点差から大逆転し、マリナーズを3連戦スイープ。アーロン・ジャッジがサヨナラ犠飛で勝利を決めた。

ヤンキースの劇的勝利
2025年7月10日、ニューヨーク・ヤンキー・スタジアムで行われたヤンキース対マリナーズの試合は、歴史的な大逆転劇となった。ヤンキースは7回まで無安打に抑えられ、5点のビハインドを背負っていたが、8回に3点を返し、9回にはオースティン・ウェルズの2点タイムリーで同点に追いついた。そして、10回に主砲アーロン・ジャッジがサヨナラ犠飛を放ち、大逆転での3連戦スイープを完結させた。
試合の流れ
初回、ヤンキースは無死一、二塁のチャンスを先制機にできなかった。二回から七回まで6イニング連続三者凡退と苦戦。マリナーズ先発のブライアン・ウーに快投を許した。ヤンキース先発のマーカス・ストローマンは二回にコール・ヤングのタイムリーで先制を許し、四回にはマイルズ・マストロボーニにもタイムリーを浴びた。七回には2番手のクレイトン・ビーターがホルヘ・ポランコに14号3ランを浴び、0-5とリードを広げられた。
逆転の始まり
八回、先頭のジャズ・チザムJr.がチーム初安打を放つと、試合の流れが一変。無死一、三塁からウェルズの犠飛でまず1点を返し、2死1塁から代打で登場したジャンカルロ・スタントンがセンター右への3号2ランを放ち、2点差に詰め寄った。九回にはマリナーズの守護神アンドレス・ムニョスから2死満塁のチャンスを作り、ウェルズがライトへ2点タイムリーを放って5-5の同点に追いついた。
サヨナラの瞬間
十回のマリナーズの攻撃を5番手のデビン・ウィリアムスが三者凡退に抑えると、1死満塁から主砲ジャッジがセンターへの犠飛を放ち、三塁走者のアンソニー・ボルピーが巧みなスライディングでサヨナラの生還を果たした。七回まで無安打に抑えられ、5点のビハインドを背負っていたチームが勝利するのは、1977年6月24日のパイレーツ以来、実に48年ぶりのこと。ヤンキースは歴史的な大逆転勝利を収め、マリナーズ3連戦を見事にスイープした。