横綱同士の激闘!豊昇龍と大の里の三番稽古が実現
大相撲の横綱・豊昇龍と大の里が初の三番稽古を実施。名古屋場所に向けて熱い戦いが繰り広げられました。

豪華!横綱同士の三番稽古実現
2025年7月7日、愛知県扶桑町の境川部屋で、大相撲の横綱・豊昇龍(26=立浪部屋)と新横綱の大の里(25=二所ノ関部屋)が初めての三番稽古を実施しました。この稽古は、コロナ禍以降では初めての横綱同士の対戦となり、ファンにとっては待望の瞬間でした。
豊昇龍の感想
豊昇龍は、稽古後に「いい稽古ができたと思う。少ない番数でも、いい相撲を取ろうと思っていた」とコメント。名古屋場所(13日初日、IGアリーナ)に向けて、白熱の稽古で汗を流しました。左足親指の痛みがあったものの、テーピングを巻いて稽古に臨み、「痛みはちょっとあるが、だいぶ良くなっている」と回復を実感していました。
大の里のコメント
一方、大の里は2日続けて境川部屋へ出稽古し、関脇・霧島(29=音羽山部屋)らと14番取りました。稽古後には「まだまだですね。内容は全然だった。プラスに考えるなら、昨日今日で追い込んでできた」と語り、今後の成長に期待を寄せました。
稽古の詳細
両横綱は、豪快なすくい投げや力強い寄りなど、持ち味を存分に発揮。互いに部屋到着までは予定を知らなかったものの、「(大の里から)“どうしますか?”と言われたから、やろうかと」と話し、自然な流れで稽古が実現しました。
今後の展望
豊昇龍は3場所連続優勝を目指しており、「新横綱の場所は大変だから頑張ってほしい」と大の里にエールを送りました。名古屋場所での両横綱の活躍が期待されます。