大相撲の精神を伝える小錦八十吉、武蔵川部屋での熱血指導
元大関・小錦八十吉が武蔵川部屋で若手力士に技術以上に精神面の大切さを熱く語る。

元大関の小錦八十吉(61)が7月5日、名古屋市中区の武蔵川部屋で若手力士を指導しました。小錦さんは東京をはじめ、各地方場所でもコーチとして活躍しており、今場所前も1日から10日まで泊まり込みで指導を行う予定です。
小錦さんは「遊びじゃないんだよ」「同じ間違いは意味がない。時間がもったいないよ」と声をかけ、技術的なこと以上に精神面の大切さを強調しました。
「教えるのが好きだし、(自分が)一番リラックスできる」と地方まで指導に来る理由を語る小錦さん。「大事なのは気持ちがどこを向いているか。目的はちゃんと見えているか。最後は気持ちだから」という言葉に、若い力士たちは真剣に耳を傾けていました。
小錦さんの指導は、力士たちにとって技術だけでなく、心構えや相撲に対する姿勢を学ぶ貴重な機会となっています。彼の熱い指導が、未来の大相撲を担う力士たちの成長に大きく寄与することでしょう。