安青錦、豪快な下手投げで初優勝に前進!名古屋場所12日目の激闘
安青錦が玉鷲を豪快な下手投げで破り、初優勝に一歩前進。名古屋場所12日目の熱戦を振り返る。

安青錦、玉鷲を豪快な下手投げで破る
2025年7月24日、名古屋場所12日目で安青錦が玉鷲を豪快な下手投げで破り、2敗を守りました。この勝利により、安青錦は新入幕から3場所連続で2桁白星を達成し、初優勝に大きく前進しました。
新横綱大の里、辛勝で優勝争いに踏みとどまる
新横綱大の里は同体取り直しの末に一山本に辛勝し、3敗を守りました。これにより、大の里も優勝争いに踏みとどまりました。
琴勝峰、高安をはたき込み2敗を守る
小結高安をはたき込んだ琴勝峰も2敗を守り、安青錦と並んで首位を走っています。3敗で大の里、一山本、草野、熱海富士が追う展開です。
安青錦の試合後のコメント
安青錦は試合後、「自分の形だったので落ち着いていた。投げは感覚。途中でいけるとかは思わない。思ったら必ず負ける」と流ちょうな日本語で振り返りました。
師匠安治川親方の期待
師匠の安治川親方は、安青錦の緊張感を評価し、「土俵に上がるまで緊張して、土俵で力を出す。緊張は準備の一つ。しっかり相撲を考えている証拠だ」と目を細めました。また、優勝時の記念撮影で用いるタイについて「夜釣りに行こうかな。知多港へ」とジョークを飛ばしつつ、既に各準備に着手したとのことです。
今後の展望
三役以上との対戦を終えた安青錦は、残り3番で平幕の賜杯争いライバルと激突します。13日目の一山本戦が組まれた中で、「いつも通り。目の前の一番だけに意識する」と冷静に話す姿に自信がみなぎっています。