リーグワン神戸、来季初制覇へ!鍵は「精度」と若手の成長
リーグワン神戸がシーズン総括会見を実施。来季の初制覇に向けて鍵となるのは「精度」と若手選手の成長。詳細をレポート。

シーズン総括会見を実施
リーグワン1部の神戸が5日、神戸市内のチーム施設で「NTTジャパンラグビー リーグワン 2024―25 シーズン総括記者会見」を行いました。
シーズンの振り返り
今シーズンは阪神・淡路大震災から30年という節目と重なり、開幕から10試合で6敗とスロースタートでした。しかし、第11節から8戦6勝と勢いに乗り、プレーオフも戦い、リーグワン発足後最高となる3位でシーズンを終えました。
チームディレクターのコメント
弘津英司チームディレクターは「なんとか優勝で恩返しできればと思っていましたが、選手たちは力をフルに発揮して、十分素晴らしい結果を残してくれたと思う。特に今季は若い選手も躍動してくれて、来季につながる」と総括しました。
共同主将の思い
李承信共同主将は「神戸市としても震災から30年の節目の年で、例年より、町に対する思い、会社に対する思いを強く持って挑んだ」と振り返りました。
来季に向けて
来季こそ念願の初制覇へ。ブロディ・レタリック、李承信の共同主将2人は口をそろえてカギは「精度」にあると答えました。デイブ・レニーヘッドコーチは「賢いキックをどれだけ使っていけるか。特にトップチームに勝ちきるためにはキックの有効活用が大事になる」と付け加えました。
若手選手の成長
プレーオフではスタメンに大卒ルーキーの植田和磨を抜てきするなど、来季もし烈なレギュラー争いが予想されます。チームにはまだまだ学んでいる最中の選手も多く、80分の強度のプレッシャーの中でどれだけ集中力を切らさずに戦い抜けるかが課題です。
今後の展望
今季得た経験から、よりチームの底上げを図っていくことが重要です。来季の初制覇に向けて、チーム全体の成長と精度の向上が鍵となります。