【詳細レポート】神戸スティーラーズが静岡ブルーレヴズを破り、プレーオフ準決勝へ!
2025年5月17日、神戸スティーラーズが静岡ブルーレヴズを圧倒し、プレーオフ準決勝進出を決めた試合の詳細レポート。

試合の概要
2025年5月17日、コベルコ神戸スティーラーズ(神戸S)と静岡ブルーレヴズ(静岡BR)のプレーオフ準々決勝第1試合が行われました。今シーズン、両チームはレギュラーシーズンで2度対戦し、静岡BRが2勝していましたが、得点差はわずかでした。今回は中6日での再戦で、メンバーにも変更があり、予断を許さない戦いとなりました。
キックオフと序盤の攻防
キックオフの権利はコイントスに勝って神戸Sが選びました。SOブリン・ガットランドが蹴り込んだボールを静岡BRが切り返そうとすると、神戸SのFLヴィリー・ポトヒエッターが静岡BRのFLヴェティ・トゥポウに対して激しくタックルし、ベテランPR山下裕史も加勢してターンオーバーを勝ち取りました。
スクラムと先制点
続くスクラムでは、神戸Sが強力にプッシュし、連続アタックで静岡BRのオフサイドを誘い、ガットランドが先制PGを決めました。直後のキックオフでは、静岡BRのSH北村瞬太郎のタックルでCTBマイケル・リトルが落球し、トライライン近くでスクラムとなりましたが、神戸Sは静岡BRの反則を誘ってピンチを脱しました。
静岡BRの反撃
しかし、静岡BRはスクラムで圧力を受けながらも、BKのサインプレー一発でトライを奪いました。前半8分、神戸S陣に5mほど入った左中間スクラムから右に展開し、CTBチャールズ・ピウタウの内側にWTBマロ・ツイタマが走り込んで突破し、最後はWTBヴァレンス・テファレがボールを受けてトライエリアまで駆け抜けました。SOサム・グリーンのゴールも決まって、3–7と逆転しました。
試合の結果
神戸スティーラーズは序盤から圧力をかけ続け、最終的に静岡ブルーレヴズを破り、プレーオフ準決勝進出を決めました。今後の試合にも期待が高まります。