U―18日本代表候補が春季九州大会で輝く!西日本短大付・奥駿仁選手らの活躍
U―18日本代表候補の選手たちが春季九州大会で活躍。西日本短大付の奥駿仁選手らが合宿で得た経験をチームに還元し、大会で存在感を示しました。

2025年4月に長崎県で開催された高校野球の春季九州地区大会において、U―18日本代表候補の強化合宿に参加した選手たちが大活躍を見せました。特に、西日本短大付(福岡)の奥駿仁外野手(3年)は、全4試合で5安打を記録し、決勝戦では俊足を生かした盗塁も成功させるなど、大会の準優勝に大きく貢献しました。
合宿での学びをチームに還元
奥選手は、3月に奈良県で行われた合宿で、天理(奈良)の赤埴幸輝内野手(3年)と共に、打席での思考や走塁の駆け引きについて深く話し合いました。その経験を活かし、大会では「レベルが高い投手への対応の仕方などを学び、いい経験ができた」と振り返っています。
チームメイトへの影響
合宿での経験は、プレーだけでなく、チームメイトとのコミュニケーションにも大きな変化をもたらしました。奥選手は「(参加した選手たちは)周りへの声のかけ方が全然違った」と感じ、母校に戻ってからは、プレーの内容についてしっかりと指摘することを意識するようになりました。
監督の評価
西村慎太郎監督は、奥選手の成長について「人が変わったみたい」と目を細めています。合宿での経験が、奥選手のプレーだけでなく、チーム全体の雰囲気にも良い影響を与えていることが伺えます。
エナジックスポーツのイーマン選手も活躍
一方、エナジックスポーツ(沖縄)のイーマン琉海内野手(3年)も、鋭いスイングや俊足で注目を集めました。合宿で世代最高クラスの投手たちを目の当たりにしたイーマン選手は、「直球の速さや強さは、沖縄では見られないレベル」と感じ、その経験を仲間に伝え、基礎強化の重要性を再確認しました。
今後の注目選手
日本代表は、9月に沖縄県で開催されるU―18ワールドカップに出場します。代表候補には、沖縄尚学(沖縄)の真喜志拓斗、比嘉大登、延岡学園(宮崎)の藤川敦也、神村学園の今岡拓夢の各選手も選出されました。今夏は、代表候補とチームの成長にも注目が集まります。