関西大学ラグビー部の新たな挑戦:吹田みらいキャンパスの新グラウンドで歴史を刻む
関西大学ラグビー部が新設された吹田みらいキャンパスの人工芝グラウンドで新たな歴史を刻む。最新施設と強化されたチームで大学選手権出場を目指す。

新グラウンドの概要
関西大学ラグビー部は、2025年4月から新設された吹田みらいキャンパスの人工芝グラウンドを使用開始。このグラウンドは、最新のハイブリッドターフ技術を採用し、夏場の高温対策も万全。LED照明塔7基と高さ30メートルの防球ネットを備え、安全性と練習効率を大幅に向上させています。
施設の充実
新グラウンドには、ウエイトルームと管理棟が完備。ウエイトルームには10台のラックと豊富な器具があり、多人数が同時にトレーニング可能。管理棟にはミーティングルームや更衣室もあり、学生とスタッフのコミュニケーションがより円滑になりました。
チームの強化
2025年度の新入部員は39人で、総勢103人に。新入部員の中には、中部大春日丘の主将だった川島大虎や大阪桐蔭の優勝メンバー川相喜由など、有望な選手が含まれています。主将はFLの奥平一磨呂、副将はSOの﨑田士人とFLの谷口永輝が務めます。
今後の展望
佐藤貴志監督は、大学選手権出場を目標に掲げています。そのためには、関西リーグでトップ3入りが必須。新グラウンドの環境を活かし、安定したパフォーマンスを目指します。
地域貢献
新グラウンドは、地元のラグビースクールやジュニアチームにも開放され、地域貢献にも力を入れています。6月には、関西大学カイザーズクラブ主催の「ラグビーアカデミー」が開講され、小1から中3を対象に指導を行います。
関西大学ラグビー部は、新グラウンドで新たな歴史を刻み、大学選手権出場を目指して挑戦を続けます。