【RISE】荒汐部屋出稽古で刺激受け那須川龍心、白鳥大珠、GUMP が四股パフォーマンス約束
RISE の選手たちが荒汐部屋で出稽古を行い、力士たちの姿に刺激を受けました。試合では四股パフォーマンスを披露する予定です。

【RISE】荒汐部屋出稽古で刺激受け那須川龍心、白鳥大珠、GUMP が四股パフォーマンス約束
立ち技打撃格闘技の RISE(ライズ)は 3 月 29 日に東京・両国国技館で今年最初のビッグマッチ「RISE エルドラド 2025」(ABEMA PPV で全試合独占生中継)を開催する。
“大相撲の聖地”でのビッグマッチを前に、同大会に出場する TEAM TEPPEN の 3 選手が都内の荒汐部屋で出稽古を行った。
参加したのは、RISE フライ級王者で昨年の同団体年間 MVP 那須川龍心(18)、元 RISE ライト級王者・白鳥大珠(29)、DEEP☆KICK-60 キロ王者 GUMP(22)。
3 選手は荒汐部屋の大波 3 兄弟(若隆元、若元春、若隆景)らと稽古、ちゃんこをともにした。
四股やすり足、ぶつかり稽古などハードな練習で息も絶え絶えになる中、ぶつかり稽古の下からかち上げるような当たり方をほめられた那須川は「相撲やるのが初なんで。(力士は)次元が違いすぎました。でも格闘技もぶつかり合いだと思ってるので、その押すところとか、吸収できるところは吸収したい」と笑顔を見せた。
白鳥も「格闘技は足腰が大事だなって改めて認識させてもらえました」と感謝。
昨年末の GLORY×RISE フェザー級(-65 キロ)グランプリでは、優勝したペットパノムルン・キャットムーカオに初戦で敗れ、相手のフィジカルの強さを実感。
「実際にぶつかり稽古とかやらせてもらって、当たり前のことなんですけど(力士は)“壁”というか。ホントしんどかったです。どんどん脳に酸素が回ってない感じがして。でも世界の選手は体が強い。今日、来させてもらって、ジムに戻っても生かせるようなトレーニング方法をまた新しく取り入れることができる。足腰が強くなればまた変わってくるから、すごく良い経験をさせてもらいました」と話した。
3 選手に同行した TEPPEN GYM の那須川弘幸代表も力士たちの姿に感銘を受けた様子で、3 選手に対して試合の入場時に相撲の四股を取り入れたパフォーマンスをするように指示。
3 人は「やろうと思います!」と声をそろえ、特に 3・29 両国で麻火佑太郎との第 5 代スーパーライト級(-65 キロ)王座決定戦 3 分 5R 無制限延長 R に臨む白鳥は「しかも僕はタイトルマッチじゃないですか、日本の。(相撲は)日本の国技でもあるし。ハマるかなと思います」と意欲を見せていた。
【千葉修宏】