オリオールズ、ラモン・ローレアーノ獲得で外野陣が強化
オリオールズが元ブレーブス外野手ラモン・ローレアーノと契約。2024年シーズンに向けた戦力補強が進む。

オリオールズの新たな戦力
2025年2月5日、日本時間においてオリオールズは、元ブレーブス選手のラモン・ローレアーノとの契約を発表しました。契約は1年400万ドルに加え、球団オプションが1年ついています。これはオリオールズにとって、スプリング・トレーニング前の重要な補強となります。
ラモン・ローレアーノのプロフィール
ラモン・ローレアーノ(現在30歳)はドミニカ共和国出身の外野手で、強肩と俊足が特徴です。彼は2018年にアスレチックスでメジャーデビューし、2019年には自己最多の24本塁打を記録しました。2023年シーズン途中にはガーディアンズに移籍しましたが、解雇後はブレーブスとの契約を経て、再びMLBの舞台に戻ってきました。
2023年シーズンでは、合計98試合に出場し、打率.259、11本塁打、33打点、8盗塁を記録するなど、数値面でも復調の兆しを見せました。しかし、シーズン終了後にはノンテンダーFAとなり、長らく新たな契約が決まらない状況が続きましたが、オリオールズによって迎え入れられました。
外野手の充実
オリオールズは同日、ノンテンダーFAからディラン・カールソンとも契約を結んでおり、外野陣がさらに強化されました。レギュラー選手のコルトン・カウザー、セドリック・マリンズ、タイラー・オニールに加え、有望株のヘストン・カースタッド、ダズ・キャメロンも外野に位置しています。
今、ロースターには外野手が7人を抱える状況であり、カールソンとカースタッドはマイナー・オプションを持っていますが、開幕ロースターに名を連ねる場合、キャメロンは厳しい立場になるでしょう。これにより、オリオールズの外野陣の競争が激化することが予想されます。
ルイス・バスケスのDFA
ローレアーノを獲得した際、オリオールズは内野手ルイス・バスケスをDFAにすると発表しました。バスケスは昨季カブスでメジャーデビューした若手内野手であり、最近金銭トレードでオリオールズに加入していましたが、再度のDFAに至りました。オリオールズの選手選考が厳しく進められていることが伺えます。