【高校野球】金沢が14年ぶりの甲子園出場へ!延長戦の逆転サヨナラ勝利で星稜を下す
金沢高校が延長戦での逆転サヨナラ勝利で星稜高校を破り、14年ぶりの甲子園出場に大きく前進しました。

金沢高校の逆転サヨナラ勝利
2025年7月25日、石川県立野球場で行われた第107回全国高校野球選手権石川大会準決勝で、金沢高校が延長タイブレークの末、星稜高校に3-2で逆転サヨナラ勝利を収めました。これにより、金沢高校は14年ぶりの甲子園出場に大きく前進しました。
能美力丸の活躍
攻守で主役となったのは、5番・一塁手として先発した能美力丸(3年)でした。5回表に高校初の先制ソロホームランを放ち、チームをリードに導きました。8回裏に同点とされた後、延長10回表に勝ち越しを許しましたが、最小失点で粘りました。そして、裏の攻撃で味方が追いつき、2死満塁の場面で打席に立った能美は、「打ってミスするより、1点入る確率が高い」と押し出し四球を選び、勝利をもたらしました。
チーム一丸となっての勝利
能美は熱中症の症状で疲労が残る中、バントの構えや打席内で大きく動くことで投手の動揺を誘い、「狙い通り」のプレーを成功させました。「疲れは1日あれば大丈夫。全員の力で甲子園に行きたい」と語り、27日の決勝での登板も望んでいます。名前の通り力感あふれる投球で、チーム一丸となって白星をつかみにいく意気込みです。
決勝戦への期待
金沢高校は、27日の決勝戦に臨み、甲子園出場をかけて戦います。チーム一丸となったプレーと能美力丸の活躍に期待が集まります。