【高校野球】東洋大姫路・高畑知季が豪快フルスイングでグランドスラム!5打点の活躍
東洋大姫路の高畑知季が豪快なフルスイングでグランドスラムを放ち、5打点の大活躍を見せた。

高畑知季の大活躍
3回、左翼席への満塁アーチを放った東洋大姫路の高畑知季遊撃手(3年)は、3-1からのカウントで高めの直球を豪快に振り抜いた。彼は「真っすぐを狙っていた。ひと冬越えてパワーがついた実感があります」と語り、そのパワーを存分に発揮した。このグランドスラムは、初回の先制犠飛に続く5打点目となり、スタンドからは「ベッツやん!」と声が上がった。
チームの勝利
チームは14安打13得点で6回コールド勝ちを収めた。岡田龍生監督(64)は「サインミスするわ、最後の走塁でもボーンヘッド。ああいうのが命取りになる」と苦言を呈したが、エースの木下鷹大(3年)を温存できたのは何よりだった。
高畑知季の背景
高畑知季は2007年6月8日、兵庫・宍粟市生まれ。小学生時代は兵庫波賀リトルリーグでプレーし、2019年にU-12日本代表としてW杯準優勝を経験。龍野ボーイズから東洋大姫路に進み、1年秋からベンチ入り。2年春から背番号6を付け、今春はU-18日本代表候補合宿に参加した。憧れの選手は阪神・山田脩也。168cm、67kgの右投右打。
今後の展望
高畑知季は「自分は緊張することはない。堂々と大きく構えて、どこに来ても打てる準備をしている」と胸を張り、40年ぶりとなる報徳学園との頂上決戦で、2011年以来の夏切符をつかむことを目指している。