大橋聖香、久留米から世界へ!ラグビー7人制女子日本代表の挑戦とロス五輪への道
久留米大学の大橋聖香がラグビー7人制女子日本代表として世界で活躍し、ロス五輪を目指すストーリー。

大橋聖香の挑戦
久留米大学3年生の大橋聖香(21)は、ラグビー7人制女子日本代表として国際大会のワールドシリーズに参戦し、5月のチャンピオンシップ初出場に貢献しました。彼女は富山県出身ですが、医療の街として歴史を重ねる久留米に引き寄せられ、この地から世界と闘っています。
チャンピオンシップでの活躍
チャンピオンシップ最終戦の7位決定戦では、強豪のフランスを相手に大橋選手が敵陣深くでボールを持ち、持ち味の力強い走りで追撃のトライを奪いました。日本は逆転で初勝利を収め、シリーズ6大会の総合成績で過去最高の5位に入り、上位8チームで競うチャンピオンシップの出場権を獲得しました。
学業とラグビーの両立
大橋選手は久留米大学人間健康学部スポーツ医科学科で学びながら、朝から夕方まで授業を受け、久留米大学医学部総合グラウンドでラグビーに励んでいます。学業との両立は厳しいですが、自らが選択した道だと語ります。
ロス五輪への目標
大橋選手は「自分の殻を破る」ことを目標に掲げ、3年後のロス五輪を視野に自らを磨いています。彼女は「ロスでは24歳。上の人と下の人を自分の言葉でつなぐポジションになる」と語り、殻を破るイメージはもうできていると述べています。
ナナイロプリズム福岡の一員として
大橋選手は2019年に久留米市を拠点に活動を始めた女子ラグビーチーム「ナナイロプリズム福岡」の一員として日本一を獲得する夢も広げています。彼女の成長に期待が寄せられています。
今後の展望
大橋選手は数多くの国際大会で主将を務め、パリ五輪に出場したナナイロプリズム福岡の中村知春ゼネラルマネジャーからも「信念があり、切り開く精神がある」と評されています。彼女の今後の活躍が楽しみです。