イガ・シフィオンテク、前人未到の4連覇へ 全仏オープン2025女子シングルス準決勝進出
イガ・シフィオンテクが全仏オープン2025で4年連続5度目のベスト4進出。前人未到の4連覇を目指す。

テニスの全仏オープン2025、女子シングルス準々決勝が3日に行われ、第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第13シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)を6-1, 7-5のストレートで下し、4年連続5度目のベスト4進出を果たしました。
シフィオンテクの大会経緯
24歳のシフィオンテクは、2020年に初優勝を飾り、2022年・2023年・昨年には3連覇を達成。これはオープン化以降、モニカ・セレス(アメリカ)、ジュスティーヌ・エナン(ベルギー)に次ぐ史上3人目の快挙です。今大会では、1回戦で第42位のレベッカ・スラムコワ(スロバキア)、2回戦で第41位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)、3回戦で第60位のヤナ・クリスティアン(ルーマニア)、4回戦で第12シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を破り、ベスト8進出を果たしました。
準々決勝の試合内容
準々決勝の第1セットでは、シフィオンテクはファーストサービス時のポイント獲得率が59%に留まり、3度のブレークポイントを握られるもすべて凌いでキープを重ねました。リターンゲームでは2度のブレークを奪って先行しました。
第2セットでは、第4ゲームでブレークを許したものの、直後のリターンゲームですぐにブレークバックに成功。第11ゲームで再びブレークを奪ったシフィオンテクは、迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでは3本のサービスエースを放って1時間41分の熱戦を制しました。
準決勝の対戦相手
勝利したシフィオンテクは、準決勝で第1シードのアリーナ・サバレンカと対戦します。サバレンカは準々決勝で第8シードのジェン・チンウェン(中国)を下して勝ち上がりました。
シフィオンテクは前人未到の4連覇を目指し、次の試合に臨みます。