ヤニック・シナー、全仏オープンで2年連続ベスト4入り!盤石の試合運びで世界62位を寄せつけず完勝
ヤニック・シナーが全仏オープンで2年連続ベスト4入りを果たし、世界62位の選手を完勝。彼の盤石の試合運びと集中力が勝利の鍵となりました。

シナー、圧倒的なパフォーマンスでベスト4入り
2025年6月4日、全仏オープン男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのヤニック・シナー(イタリア/世界ランク1位)がノーシードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同62位)を6-1, 7-5, 6-0で圧倒し、昨年に続いて4強入りを果たしました。
試合のハイライト
シナーは試合開始から高い精度とキレのあるショットでブブリクを圧倒し、第1セットを6-1で奪いました。第2セットではブブリクも奮闘しましたが、シナーが7-5とし、セットを連取しました。第3セットではシナーの機敏な動きと抜きん出たショット力が光り、わずか25分で6-0とし、快勝を収めました。
シナーのコメント
試合後、シナーは「またここで準決勝に進むことができて本当にうれしいよ。僕にとって特別な場所だ。今日はベースラインからとても安定してプレーできたと感じているし、それが試合全体を通して大きな成果につながった。本当に満足しているよ」と語りました。また、「復帰後、このポジションに立てると思っていなかった。だからこそ、現状を受け入れて、準備を整えて臨みたい。自分のプレーに集中し、あとは結果を待つだけだ」と準決勝への意気込みを語りました。
次の対戦相手
シナーは準決勝で、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)と第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同6位)の勝者と対戦します。2024年全米オープンからグランドスラムのマッチ連勝を19に伸ばしたシナーが、さらなる高みを目指します。