全仏オープン2025:サバレンカが3年連続ベスト8進出、準々決勝でリベンジ誓う
2025年全仏オープンで、世界ランク1位のアリナ・サバレンカが3年連続でベスト8に進出。準々決勝では中国のジェン・チンウェンとのリベンジ戦を誓う。

2025年全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の女子シングルス4回戦が日本時間2日(現地1日)に行われ、第1シードのアリナ・サバレンカが第16シードのアニシモワ(アメリカ)を7-5, 6-3のストレートで下し、3年連続3度目のベスト8進出を果たしました。
サバレンカは27歳で世界ランク1位のトッププレイヤーであり、今回の全仏オープンは8年連続8度目の出場となります。彼女の最高成績は2023年のベスト4です。今大会では、1回戦で世界ランク86位のK・ラヒモワ、2回戦で同97位のJ・タイシュマン(スイス)、3回戦で同34位のO・ダニロビッチ(セルビア)を下し、4回戦に進出しました。
23歳で世界ランク16位のアニシモワとの4回戦では、サバレンカは11本のサービスエースを決めるなど、ファーストサービス時に73パーセントの確率でポイントを獲得。相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間32分で8強入りを決めました。
準々決勝では、第8シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦します。ジェンは4回戦で第19シードのL・サムソノヴァを下して勝ち上がりました。サバレンカは前哨戦のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)の準々決勝でジェンに敗れており、試合後の会見では「彼女(ジェン)との試合はいつも厳しい。彼女は素晴らしい選手。もちろん、素晴らしい戦いになることを期待しているし、準々決勝で彼女と対戦できることにとてもわくわくしている。リベンジしたい。ローマを終えて(今回は)勝ちたいので、準々決勝で彼女と対戦できることを嬉しく思っている」とリベンジを誓いました。