明大・毛利海大が中1日で好投!4季ぶりの優勝を目指す東京六大学野球最終戦
明大の毛利海大が中1日で6回1失点の好投を見せ、4季ぶりの優勝を目指す。最終週の早慶戦の結果が明大の運命を決める。

明大の勝利と毛利海大の好投
明大は26日、法大を3-2で破り、2勝1敗で春季リーグの全日程を終えた。これにより、明大は9勝4敗1分けで勝ち点4を獲得し、優勝争いは明大と早大の2校に絞られた。早大が最終週の慶大戦で1敗した場合、明大が4季ぶりの優勝を手にする。一方、早大が2連勝した場合は、昨秋に続き両校の優勝決定戦が行われる。
毛利海大の活躍
明大のエース、毛利海大(4年、福岡大大濠高)は、中1日の先発で6回1失点の好投を見せた。この試合で、毛利は今季6勝目をマークし、チームに4つ目の勝ち点をもたらした。111球を投げ、リーグ戦初完封を飾った24日の法大1回戦から中1日の先発で好投した。失点は三回、境に浴びたソロ本塁打のみだった。
疲労回復の秘訣
毛利は、弟の遥大さん(18)が初任給で買ってくれた「疲労回復パジャマ」を着用している。このパジャマのおかげで寝つきが良くなり、試合での好投につながったと語った。
優勝決定戦に向けて
明大の戸塚監督は、「早稲田さんとのプレーオフに向けて明日から練習していきたい」と気を引き締めた。最終週の早慶戦の結果が明大の運命を決めることになる。
スカウトの評価
阪神の平塚スカウトは、毛利の投球を視察し、「変化球を混ぜて緩急をうまく使っていた」と評価した。
明大の優勝をかけた最後の戦いが、今週末に迫っている。