全国最強…「春のセンバツ」都道府県ランキング第 8 位 ”記憶に残る”が多き県

第 97 回選抜高等学校野球大会で、徳島県が四国勢トップの 8 位に入った。優勝回数は 5 回で、名将・蔦文也監督率いる池田高校が活躍した。

全国最強…「春のセンバツ」都道府県ランキング第 8 位 ”記憶に残る”が多き県

第 97 回選抜高等学校野球大会が 3 月 18 日から 30 日まで、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる。今大会は代表の 32 校(21 世紀枠含む)が出場し、春・王者をかけて熱戦を繰り広げる。ここでは、歴代の選抜大会における通算成績を基に、都道府県別のランキングを作成した。

【表】センバツ甲子園 2025 勝ち上がりトーナメント表

基準としたのは、「優勝」「準優勝」「4 強」「8 強」の回数。優勝:10pt、準優勝:5pt、4 強:3pt、8 強:1pt の合計ポイントでランク付けしている。ただ、配点によって順位変動は出てくるため、今回はこの配点に限ったランキングであることをご留意いただきたい。

※同一 Pt で並んだ場合、優勝回数が多い方が優先、以下も同様。

※第 96 回大会まで時点

8 位:徳島県

【写真:産経新聞社】

<選抜大会成績>

優勝;5 回

準優勝;3 回

ベスト 4:7 回

ベスト 8;5 回

合計 Pt:91Pt

徳島県が四国勢トップの 8 位に入った。優勝したのは、第 19 回(1947 年)、第 23 回(1951 年)、第 36 回(1964 年)、第 55 回(1983 年)、第 58 回(1986 年)の 5 度だ。

県勢初優勝は、5 年間の中断を経て戦後最初の選抜大会となった第 19 回。徳島商が出場 5 度目にして初めての栄冠をつかんだ。

第 23 回は鳴門が 3 試合連続の逆転勝利で頂点に立った。第 36 回には、史上初の初出場同士の決勝戦で、尾崎将司(のちのジャンボ尾崎)率いる徳島海南(現・海部)が尾道商を降した。

そして、複数回優勝を記録しているのが池田だ。“攻めダルマ”の異名を持つ名将・蔦文也監督の下、「さわやかイレブン」や「やまびこ打線」の愛称で甲子園に旋風を巻き起こした。

主な高校

徳島商、池田、鳴門、鳴門工、鳴門第一

ベースボールチャンネル編集部

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