侍ジャパン、ドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長が語る日本市場への注力
ドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長が、日本市場への注力の理由として、侍ジャパンの熱狂的なファン層と将来の有望選手の存在を挙げています。

ドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長が語る日本市場への注力
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のジェイソン・スターク記者のポッドキャスト「The Windup’s Starkville」に出演。この 2 年間、日本にドジャース ファンを増やすべく、経営努力をしている理由について説明している。
現在、アメリカを訪れる日本人観光客の 30%が旅程にドジャー・スタジアムへの訪問を組み込むと推定されている。そして直近のワールド シリーズはアメリカよりも日本での視聴者数の方が多かった。日本市場への注力が飛躍的に強化された理由は、2023 年に宮崎を訪れたときの経験だと言う。
フリードマン編成本部長は 23 年にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた日本代表チームの調整練習を視察、その光景に圧倒された。「ただの初日練習だったんです。投手たちはブルペンで投げ込み、ロングトスをしていました。野手たちはゴロを処理したり、打撃練習をしたりしていました。それだけなのに、2 万人ものファンが集まっていた。日本の野球ファンの情熱は疑う余地がありません」と振り返る。
「野球に対する情熱がこれほど強い国で本物のファン層を築くことができれば、それは即効性があるだけでなく、将来的にも大きな利益をもたらすはず。次の大谷翔平や佐々木朗希、山本由伸になるかもしれない 8 歳、9 歳、10 歳の子供がドジャース の帽子をかぶりながらドジャース の選手になりたいと思ってくれることを願っています。日本でのブランドとファン層を拡大するために、できる限りのことをしています」
3 月に開催される東京シリーズも、現在だけでなく、未来に向けての極めて重要なイベントなのである。