阪神は19日、今年度から野球振興活動の一環として、高校女子硬式野球部への訪問指導を行うと発表しました。21日に神戸弘陵で初めて開催されるこのイベントでは、同校が今春の第26回全国高等学校女子野球選抜大会で大会初の3連覇を達成した強豪校として注目されています。

阪神で23、24年に打撃コーチを務めた水口栄二氏（56）、秋山拓巳ベースボールアンバサダー（BA＝34）、24年侍ジャパン女子代表であるタイガースアカデミーの三浦伊織コーチ（33）が、派遣コーチとして2時間の指導にあたる予定です。

水口氏は中学部活動指導者への講習会など、今後も阪神が行う野球振興活動に協力する予定です。秋山BAは「この度、高校女子硬式野球部の選手を初めて指導させていただきます。限られた時間の中ではありますが、これまでの野球キャリアの中で学び、培ってきたことを生かした技術的アドバイスが、少しでも女子の選手たちに伝わり、今後のレベルアップに繋がるよう頑張って指導できればと思います」とコメントしました。

この取り組みは、女子野球の普及とレベルアップを目指す阪神の野球振興活動の一環として、今後も継続される予定です。選手たちにとって貴重な経験となることでしょう。