金丸夢斗のプロ初勝利への挑戦:侍ジャパンの期待を背負って
金丸夢斗がプロ初勝利を目指す中、侍ジャパンの期待を背負って奮闘する姿を紹介。

金丸夢斗のプロ初勝利への挑戦
2025年5月16日、東京ドームで行われたセ・リーグの試合で、中日ドラゴンズの金丸夢斗がプロ初勝利を懸けてマウンドに上がりました。金丸は6回を投げ、3安打7奪三振1失点と好投しましたが、打線の援護が得られず、プロ初勝利はまたもお預けとなりました。
試合のハイライト
4回1死、増田陸に148キロの直球を左中間席に運ばれ、唯一の失点を許しました。金丸は「内に投げ切れなかった。一球の重みを感じた。次回は失投をなくしたい」と悔しさを語りました。
打線の苦戦
中日の打線は5回までチャンスを作りながらも無得点に終わり、6回に上林の4号ソロで1点を返しましたが、勝ち越しには至りませんでした。
金丸の実力
金丸はデビュー戦となった5日のDeNA戦でも6回2失点と好投しながら、援護が3安打1点にとどまり、プロ初黒星を喫しました。しかし、2戦連続でクオリティースタートを記録し、ドラフト4球団競合の実力を発揮しています。
監督の評価
井上監督は「勝ちも負けもつかなかったけど、爪痕は残せた」と金丸の投球を高く評価しました。次回の登板については、中6日以上の間隔を空けることを示唆しました。
金丸の決意
「次は初勝利できるように頑張りたい」と語る22歳の左腕。次回こそ、三度目の正直を目指します。
金丸夢斗のプロフィール
2003年2月1日、兵庫・神戸市生まれ。神港橘高校3年の春夏は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で甲子園大会が中止。関西大学では、2023年秋から72イニング連続で自責0を記録。2024年3月には、アマチュアながら侍ジャパンに選出され、同年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。年俸1600万円。177センチ、77キロ。左投左打。