19歳の新星・木村優人がプロ初セーブを達成!侍ジャパンの未来を担う若きエースの活躍
19歳の木村優人がプロ初セーブを記録し、侍ジャパンの未来を担う若きエースとしての存在感を示しました。千葉ロッテの連敗を止める重要な役割を果たしました。

19歳の新星、木村優人がプロ初セーブを達成
2025年5月15日、東京ドームでのイーグルス戦で、千葉ロッテマリーンズの19歳右腕・木村優人投手がプロ初セーブを記録しました。この試合はマリーンズにとって5連敗からの脱却が期待される重要な一戦でした。木村は最終回にマウンドに立ち、チームを勝利に導く大役を果たしました。
緊張感と決意
試合後、木村は「八回になった時に『最後、いくぞ』と言われました。自分の中ではいつでも行ける準備はしていましたが、本当に最後を任されてびっくりした部分はあります」と振り返りました。ブルペンからの指示を受けた瞬間、これまで感じたことのない緊張感に包まれたと語りました。
自慢のストレートで締める
木村は八回に鈴木昭汰投手がリードを保ちイニングを締めた後、いつも通り10球を捕手相手に投げ込み、マウンドに向かう準備をしました。一通りの球種を投げて最後は自慢のストレートで締める。それが木村の決まりです。東京ドームはプロ入り初登板の舞台でもあり、思い出深いマウンドです。
吉井監督の信頼
吉井理人監督は、木村について「厳しい場面で使うことが大事。そういう場面で覚え、感じ、経験し成長させていきたい」と話していました。3月30日のホークス戦では同点の七回から登板させ、プロ初勝利を手にしました。そしてこの日はチームの連敗を止める大事な試合の最後を任せました。
若きエースの未来
19歳と11カ月でのセーブは、球団では1990年の前田幸長投手に次いで35年ぶり4人目の快挙です。捕手も19歳の寺地隆成捕手で、10代バッテリーがセーブを挙げたのは、プロ野球では85年の渡辺久信投手、仲田秀司捕手のライオンズ以来40年ぶり2人目です。
今、チームは苦しい戦いを強いられていますが、その中で若い力は確かに目を咲かせつつあります。フレッシュな力がチームに光を照らし、明日への光明となるでしょう。