ラグビー欧州 6 カ国対抗戦:アイルランドが逆転勝利で開幕 3 連勝!
ラグビー欧州 6 カ国対抗戦で、アイルランドがウェールズを逆転して勝利し、開幕 3 連勝を達成しました。

ラグビー欧州 6 カ国対抗戦シックス・ネーションズ 第 3 節 アイルランド 27 ー 18 ウェールズ(2025 年 2 月 22 日 カーディフ)
史上初の大会 3 連覇を狙う世界ランキング 2 位のアイルランドが敵地で同 12 位ウェールズを 27-18(前半 10-13)と破り、開幕 3 連勝とした。英国 4 協会の対戦で全勝のトリプルクラウンを獲得したアイルランドはウェールズ戦 4 連勝で、通算対戦成績は 59 勝 70 敗 7 分け。開幕 3 連敗のウェールズはテストマッチ連敗のチームワースト記録が 15 試合に伸びた。
低迷が続くウェールズは今月 11 日、ウォーレン・ガットランド・ヘッドコーチ(HC)が退任。カーディフを率いるマット・シェラット氏が今大会限定の契約で暫定 HC に就任した。イタリアに 15-22 で敗れた前戦から先発を 8 人入れ替え、SO は 33 歳のガレス・アンスコムが先発に起用された。
試合はアイルランドが前半 21 分までに、No.8 コナンの先制トライなどで 10-0 とリード。だが、6-10 で迎えた同 35 分、CTB リングローズが危険なタックルでイエローカード(後にレッドカードへ変更)。数的優位となったウェールズが前半終了間際、FL モーガン主将のトライで 13-10 と逆転して折り返した。
ウェールズは後半 3 分、左右への展開で完全に崩すと、WTB ロジャースが右隅へダイブする代表初トライを決めて 18-10。しかし、アイルランドも 13-18 の同 15 分、SH ギブソンパークの左タッチぎりぎりへのキックパスを WTB ローがジャンプして内側へタップし、FB オズボーンが左中間へ抑えて 18-18 と追いついた。さらに、SO プレンダーガストが約 50 メートルを含む 2PG を決め、30 分までに 24-18 と再びリード。ウェールズは 33 分、WTB ミーが左コーナーへ飛び込んだように見えたが、ノックフォワードの判定でノートライ。アイルランドは 38 分、プレンダーガストがこの試合 5 本目の PG を決め、27-18 として逃げ切った。