KD が X でオールスターに苦言「みんな悲惨」…批判続出のフォーマット変更
NBA オールスターでのフォーマット変更に対する批判が続出している中、KD が自身の X で苦言を呈しました。

KD が X でオールスターに苦言「みんな悲惨」…批判続出のフォーマット変更
NBA フェニックス・サンズのオールスタープレーヤー、KD ことケビン・デュラントがオールスターを終えた後に、自身の X を更新。今回のオールスターへの思いをつづった。
今回の NBA オールスターゲームは、イースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスから各 12 選手、合計 24 選手が選出。それを 3 チームに振り分け、ライジングスターで優勝したチームを含んだ 4 チームのトーナメント制で競われた。
一方、ゲームも通常の 4 クォーター制ではなく、ターゲットスコアの 40 得点を先に取ったチームが勝利という内容に変更された。このフォーマット変更もあってか一部のファンは「チーム分けがおかしい」、「過去最低のオールスター」など SNS で批判が多く見られた。
そんな状況に嫌気がさしたのか、KD は「NBA を実際に観るより文句を言うほうが楽しいのだと思う。クレイジーだよ。オールスターウィークエンドをなくして、みんなに休息を与えよう。この時期はみんなが悲惨な思いをしている…」と投稿。
自らが所属した『シャック OGs』が優勝したものの、過密スケジュールをこなしながら休暇もなくオールスターに出場していたこともあり、ファンやメディアの批判に、何かとお騒がせの X 投稿で持論を展開した。この投稿には早くもメディアやファンが賛否両論で反応している。
オールスター期間中のインタビューでは、「1on1 トーナメントの開催に対してどう思うか」と問われた選手たちも多く、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブス)やジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)など、大勢の選手が出場したいと答えている。ただし、これが今後のレギュレーション変更にどんな影響を与えるのかはもちろん不明だ。
ここ数年、毎年のようにオールスターのフォーマットについて議論がされる状況で、今回の様々な批判に対し、NBA が今後またフォーマットの変更も含めてどのように対応するのかにも注目が集まる。