SGAがMVPに輝き、先輩クリス・ポールも称賛「彼は自身のゲームで語りかける」<NBAカンファレンス・ファイナル>
NBAカンファレンス・ファイナル第2戦でMVPを受賞したSGAを、先輩クリス・ポールが称賛。SGAのプレースタイルとチームへの貢献について語る。

2025年5月22日(日本時間23日)、オクラホマシティ・サンダーはホームのペイコム・センターでミネソタ・ティンバーウルブズとのカンファレンス・ファイナル第2戦に臨み、118-103で勝利し、シリーズ2勝0敗としました。
MVPを受賞したSGAの活躍
シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)は、フィールドゴール成功率57.1%(12/21)、フリースロー成功率86.7%(13/15)と高精度なシュート力を発揮し、ゲームハイの38得点、8アシスト、3スティールと圧巻のパフォーマンスを見せました。
チームメイトの活躍
ジェイレン・ウィリアムズが26得点、10リバウンド、5アシスト、チェット・ホルムグレンが22得点、4リバウンド、ルージェンツ・ドートが9得点、8リバウンド、4アシスト、2スティールと続き、チーム全体の好調さが伺えました。
クリス・ポールの称賛
試合前には、サンダーOBのクリス・ポール(サンアントニオ・スパーズ)が会場に駆けつけ、SGAのMVP受賞を祝福しました。ポールはESPNの番組「NBA COUNTDOWN」で、SGAについて以下のように語りました。
「彼は自分の地位や名誉を考えるような男じゃないんだ。彼はバスケットボールをプレーし、自身のゲームで語りかける。(自分の口では)多くを語らないんだ。ただ、僕が覚えているのは、一緒にプレーしていた時、ディフェンスについてたくさん語り合ったことかな。リーグで最もエリートな選手になることを見据えているなら、ルー・ドートになる必要はない。自分のチームでベストなディフェンシブプレーヤーにならなくていい。そんな話をした」
SGAのディフェンスへの理解
ポール自身もオールディフェンシブチーム選出9回を誇る守備の名手として知られていますが、SGAも若くしてディフェンスの重要性を理解していたと述べました。
「そこでシェイは、コートの両エンドで毎晩活躍できる選手になることを受け入れたんだ。彼がどれほどバスケットボールが上手いかは誰もが知っている。けどシェイは多くを語ろうとしない。エンドースメント契約をたくさん結んでいようと、彼が変わることはないんだ。彼はひたすらコートへ立ち、得点を量産しているのさ」
サンダーは2012年以来のNBAファイナルまであと2勝とし、SGAの活躍がチームの勝利に大きく貢献しています。