ドリュー・ホリデーのトレード市場での注目度が急上昇!複数チームが獲得を検討
ボストン・セルティックスのベテランガード、ドリュー・ホリデーがトレード市場で注目を集めている。複数のチームが獲得に興味を示しており、今後の動向が注目される。

ドリュー・ホリデーのトレード市場での注目度が急上昇
昨シーズンの王者ボストン・セルティックスは、2連覇をかけて「NBAプレーオフ2025」を迎えるも、ニューヨーク・ニックスとのイースタン・カンファレンス・セミファイナルに2勝4敗で敗れて今シーズンを終えた。セルティックスのトップスコアラー、ジェイソン・テイタムが左足のアキレス腱を断裂したため、2025-26シーズンの出場が微妙な状況だ。そのため、このオフシーズンに年俸総額に向けて動くのではないかと見られている。
ドリュー・ホリデーの現状
34歳のベテランガード、ドリュー・ホリデーは、2026-27シーズンまで契約下にいて、翌2027-28シーズンの契約がプレーヤーオプションとなっている。来月35歳を迎えるものの、攻防兼備の好選手だけに、もしトレード可能となれば獲得を希望するチームは出てくるに違いない。
ロサンゼルス・クリッパーズの関心
5月29日(現地時間28日)、地元メディア『MassLive』は、複数のチームがホリデーのトレードに興味を示すとし、そのうちの1チームはロサンゼルス・クリッパーズになる見込みと報じた。カワイ・レナード、ジェームズ・ハーデンを擁するクリッパーズは、レギュラーシーズンでウェスタン・カンファレンス5位の50勝32敗を記録。「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドでデンバー・ナゲッツ相手に最終第7戦まで持ち込むも、3勝4敗で敗れてポストシーズンを終えていた。
クリッパーズのディフェンス力
レギュラーシーズンで、クリッパーズはディフェンシブ・レーティング109.4でリーグ3位にランクイン。クリス・ダンやデリック・ジョーンズJr.といった守備巧者をロスターに抱える一方、来シーズンの契約がプレーヤーオプションになっているハーデンの決断も注目されている。
ホリデーの経験と魅力
これまでNBAファイナルまで勝ち上がったことがないクリッパーズにとって、2021年にミルウォーキー・バックス、2024年にはセルティックスで優勝を経験したホリデーは、魅力的に映る選手と言っていいだろう。
今後の動向
だがホリデーをトレードで獲得するためにはそれ相応の見返りが求められるだけに、オフシーズンで両チームがどんな動きを見せるのかは気になるところだ。