今永昇太、メジャー 2 年目への意気込み「油断したらやられる世界」

カブスの今永昇太が、メジャー 2 年目への意気込みを語った。キャンプインした今永は、「油断したら、やられる世界。2 年目の余裕が油断に変わらないように頑張りたい」と気持ちを新たにした。

暖かい日差しの下、グラウンドに出ると、今永は再会したチームメートらと握手をしたり、言葉を交わしたりして何度も笑顔を見せた。約 50 メートルのキャッチボールを行った後は室内のブルペンに入った。約 30 球を投げ込んだといい、「シーズン中に不調になった時に見返せるように、データを取ってためておく感じ」と、自身の状態などを計測したことを明かした。

カブスは 3 月 18、19 日、東京ドームでドジャースと対戦する開幕 2 連戦「MLB 東京シリーズ by グッゲンハイム」（読売新聞社など主催）に臨む。メジャーで自身初の開幕投手を務める可能性について、今永は「何年も野球をやっても、そこは目指すべきだと思うし、（ドジャースの開幕投手候補で）山本（由伸）投手もいる。（日本人の先発対決が）もし実現できれば、これほど幸せなことはない。強敵だけども、立ち向かう姿勢を見てもらえれば」と意欲を語った。

メジャー 4 年目の鈴木誠也らカブスの野手組は 14 日に初日を迎える。開幕戦で対戦するドジャースは、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希らバッテリー組が 11 日に始動する。