【センバツ】青森山田、雪の中での合宿初日 ~日本一への熱い思いが雪を溶かす~
青森山田高校野球部が岩手・陸前高田市で合宿を開始。初日は大雪の中、チーム一丸となって練習に励む。

今春のセンバツ出場を目指す青森山田高校野球部は、2月7日に岩手県陸前高田市での合宿をスタートさせた。土のグラウンドを求めて青森から南下したものの、初日はあいにくの大雪に見舞われた。
菊池伊真主将(2年)は「まさかこんなに降るとは…」と苦笑いを浮かべながらも、昨年11月以来の土の上での練習に「土が見えていて、グラウンドで練習できるのでありがたい。久々で気持ちも入りますし、高いモチベーションで頑張れた」と語った。約3時間のノック練習を終えた選手たちは、顔も手も真っ赤に染まりながらも笑顔で練習を締めくくった。
昨春のセンバツではベスト8、夏の大会ではベスト4と、目標としていた日本一には届かなかった青森山田。昨秋の東北大会後は、チームの一体感をテーマに練習を重ねてきた。菊池主将は「絶対的な能力のある選手はいないけれど、個々の能力を伸ばしていこう」と、今合宿でも基礎練習をメインに、守備や打撃などグラウンドでの感触を試していく予定だ。
「この数日間は、チーム力を上げるために一体感を出す合宿にしたい」と語る菊池主将。昨年とは違ったチーム構成ながらも、「昨年のベスト8を絶対に超えたいと思っている」と意気込みを語った。雪をも溶かすほどの日本一への熱い思いを原動力に、チーム全体のレベルアップを誓った青森山田の合宿は、これからも続く。
練習の様子
- 大雪の中での約3時間のノック練習
- 土のグラウンドでの久々の練習に選手たちは高いモチベーション
- 菊池主将を中心にチームの一体感を高める取り組み
今後の目標
- 昨年のベスト8を超えることを目指す
- 個々の能力を伸ばし、チーム全体のレベルアップを図る
- 日本一への熱い思いを原動力に、センバツでの活躍を誓う