西岡良仁、ナショナル・バンク・オープン初戦敗退 クインにストレート負け
西岡良仁がナショナル・バンク・オープン初戦でクインにストレート負け、世界ランク131位の苦戦が続く。

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は日本時間29日(現地28日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク131位の西岡良仁は同86位のE・クイン(アメリカ)に6-7 (1-7), 2-6のストレートで屈し初戦敗退となった。
29歳の西岡が同大会の本戦に出場するのは2年ぶり5度目。最高成績は2022年の2回戦進出となっている。
21歳のクインとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、両者ともに相手にブレークポイントを与えながらもキープを続けタイブレークに突入する。このタイブレークで西岡はクインに序盤で5ポイントを連取され先行される。
続く第2セット、セカンドサービス時に攻め込まれた西岡は相手に2度のブレークを許すと、リターンゲームではブレークバックを果たせず力尽きた。
勝利したクインは2回戦で第25シードのB・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ナカシマはこの試合が初戦となる。
西岡の今後の試合に向けて、調整と戦略の見直しが求められる。