アルカラス、ウィンブルドン3年連続8強入り!22連勝で3連覇へ猛進<男子テニス>
カルロス・アルカラスがウィンブルドン男子シングルス4回戦で逆転勝利を収め、3年連続8強入りを果たし、22連勝で3連覇へと突き進んでいます。

アルカラスの逆転勝利
2025年7月7日、ウィンブルドン男子シングルス4回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第14シードのアンドレイ・ルブレフを6-7 (5-7), 6-3, 6-4, 6-4のスコアで逆転勝利を収めました。これにより、アルカラスは3年連続3度目のベスト8進出を果たし、大会3連覇まであと3勝に迫るとともに、マッチ連勝記録を22に伸ばしました。
過去の輝かしい成績
22歳のアルカラスは、ウィンブルドンに5年連続5度目の出場を果たしています。2023年と2024年には、いずれも決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破り、2連覇を達成しています。
今大会の戦い
3連覇を狙う今大会では、1回戦で世界ランク138位のファビオ・フォニーニ(イタリア)、2回戦で予選勝者で世界ランク733位のオリバー・ターベット(イギリス)、3回戦で同125位のヤン・シュトルフ(ドイツ)を下し、4回戦に進出しました。
4回戦の激闘
世界ランク14位のルブレフとの4回戦では、アルカラスは第1セットをタイブレークの末に落とす苦しい展開となりました。しかし、第2セットでは終盤の第8ゲームでブレークを奪い、1セットオールに追いつきました。続く第3セットでは、第2ゲームで2本のブレークポイントを凌いだアルカラスが第7ゲームでブレークに成功し、このセットも獲得。そして第4セットでは、ファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得し、相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第5ゲームでブレークを奪い、逆転勝ちで8強入りを決めました。
準々決勝の対戦相手
勝利したアルカラスは、準々決勝で世界ランク61位のキャメロン・ノリー(イギリス)と対戦します。ノリーは4回戦で予選勝者で同143位のニコラス・ジャリー(チリ)を下しての勝ち上がりです。