ビジターでの勝利が鍵!カープの再浮上に向けた戦略と展望
広島カープの再浮上に向けたビジターでの勝利の重要性と、OB大野豊氏の戦略解説。

ビジターでの勝利がカギ
2025年シーズン前半戦を終え、広島カープは38勝45敗5分、勝率.458で5位に位置しています。昨シーズンは優勝目前の9月に失速し、優勝とクライマックスシリーズ(CS)を逃す苦い経験をしました。今シーズンはその教訓を活かし、再浮上と上位固めが求められています。
得点力の課題
7月に入り、カープは6連敗を喫し、15試合連続で3得点以下の試合が続くなど、得点力に大きな課題を抱えています(7月14日時点)。タイムリーが出た試合も数えるほどで、『チャンスで打つ』場面が非常に少なくなっています。打線が機能せず、つながりを欠いた攻撃が多い印象です。
ビジターでの戦い
今シーズン、カープはビジターで33試合を戦って11勝20敗2分と大きく負け越しています。ホームでは17勝12敗2分と勝ち越せているものの、ビジターでの負けが首位を走る阪神との大きな差になっています。ビジターでの勝利が、今後の順位を上げるための重要なポイントとなるでしょう。
大野豊氏の見解
カープのレジェンドOB・大野豊氏は、苦境脱出に向けたポイントとして、『点を取るための打開策』を探ることが急務だと指摘しています。打順の試行錯誤や若手選手の起用など、様々な戦略を試みる中で、チーム全体での勝ちにつなげていくことが重要です。
今後の展望
シーズン終盤に向けて、チーム全体で勝ちにつなげていきながら、カープらしい戦いの中から光るヒーローが登場することを期待したいです。投打の噛み合った展開で、再び貯金をつくっていけるような試合展開を期待しています。