広島・新井監督の采配ミスが招いたサヨナラ負けの真相
広島カープが7-0からの大逆転負けを喫した試合で、新井貴浩監督の采配ミスが焦点となった。八回と九回の継投判断が試合の流れを変えた。

2025年6月15日、エスコンフィールドで行われた「日本ハム vs 広島」の試合は、広島カープにとって痛すぎる1敗となった。7-0とリードしていた広島は、六回に8安打を集中させる猛攻で6得点を挙げ、快勝ムードが漂っていた。しかし、終盤に急転直下。八回に4点を失い、九回に同点とされ、延長十回にサヨナラホームランを浴びて今季5度目のサヨナラ負けを喫した。
新井監督の継投判断
新井貴浩監督(48)は、試合後のインタビューで継投面に目を向け、「自分のミス」と責任を背負った。特に八回と九回の継投判断が試合の流れを変えたとされる。
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八回の継投について 「球数も(余裕が)あるし、点差もあったから。ただ、やっぱりレイエスがポイントになると思った。何番から始まったっけ?(1番から)。まあまあ、それも含めて自分のミス」
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九回の継投について 「いやもう、あそこはハーン。どういうっていうか、ダブル(守護神)でいくって言っている。あそこはもうハーン」
九回の守備判断
九回2死二、三塁の場面では、外野の守り方がサヨナラをケアした形だったかについても質問が及んだ。 「レイエス(の打席)でしょ?そうやね。定位置だったでしょ?大盛のところに(打球が)いったやつでしょ?最後、そう」
この試合で広島は2カード連続の負け越しとなり、新井監督の采配が今後のチームの命運を握る鍵となるだろう。