日本代表の大胆な戦略!E-1選手権での日韓戦に注目
日本代表がE-1選手権で大胆な選手選考を行い、日韓戦に向けた戦略に注目が集まっています。森保一監督の新戦力発掘に期待。

2025年7月3日、韓国で開催される東アジア選手権(E-1選手権)に臨む日本代表のメンバー26人が発表されました。国際Aマッチウィークではないため、海外組は招集できず、オール国内組で、初招集が12人というフレッシュなメンバーとなりました。
この選考に驚きを示したのが、対戦する韓国のメディア『スポーツ朝鮮』です。「日本は日韓戦を無視するのか? E-1選手権で優勝を考えず。異例のメンバー発表、初選出は12人だ」と伝えています。
日本代表の森保一監督が、希望する選手全員を選出しなかった可能性もあります。森保監督は、クラブ・ワールドカップに出場した浦和レッズの選手は選出しないと述べました。浦和は日本屈指の強豪であるため、監督はベストな選手を選抜しなかったのかもしれません。
今年で10回目のE-1選手権となりますが、日本の成績は予想を下回っています。過去9大会で韓国は5回、日本と中国はそれぞれ2回ずつ優勝しています。中国が2回優勝しているのに、日本もわずか2回というのは驚きです。
森保監督は、来年のワールドカップに向けて、勝利よりも新戦力の発掘に注力するでしょう。日本にはヨーロッパ組が多く、Jリーグの選手が代表チームで大きな役割を果たしていません。26人中12人が新しい選手であるという事実は、森保監督の狙いを明確に示しています。日韓戦を控えているにもかかわらず、大胆な選手選考を行なったことを考えると、異例の選択と言えるでしょう。
それでも、日韓戦の重みは大きいです。両チームとも万全の状態ではありませんが、KリーグとJリーグのプライドを懸けた一戦となります。日本は8日に香港、12日に中国、そして15日に韓国と対戦します。優勝を懸けた日韓戦は、白熱した試合になると予想されています。
とはいえ、日本ももちろん優勝を狙っています。敵地での日韓戦は大きな注目を集めそうです。