大野農・鈴木一二三が2冠達成!無差別級初優勝&100キロ級3連覇の快挙
大野農・鈴木一二三が無差別級で初優勝、100キロ級で3連覇を達成し、2冠を獲得した。全道高校体育大会での活躍を詳しく紹介。

無差別級の決勝で見事なすくい投げを決めた鈴木一二三
大野農・鈴木一二三(かずみ、3年)は、全道高校体育大会の個人戦で無差別級初優勝を果たし、100キロ級では3連覇を達成。2冠を手にした鈴木は、今大会での活躍が注目を集めた。
無差別級での優勝
無差別級では、鈴木が危なげなく勝ち上がり、準決勝と決勝では普段あまり使わないすくい投げで連勝。中学時代は四つ相撲が中心だったが、高校入学後は突き押しも磨き、多様な技を習得したことが今回の勝利に繋がった。
100キロ級での3連覇
100キロ級では、3人による総当たりのリーグ戦を無傷の連勝で勝ち抜き、3連覇を達成。「いつもより落ち着いて相撲をとれていた」と冷静に振り返った鈴木は、今大会での自身の成長を実感していた。
団体戦でのリベンジ
団体戦では、鈴木自身は全勝したものの、チームは若手主体で3位に終わった。鈴木は「団体戦で勝てなかったから、個人では絶対にとってやろう」とリベンジに燃え、見事に個人戦で2冠を達成した。
今後の目標
昨年の全国高校総体では予選敗退を経験した鈴木は、今年こそ決勝トーナメント進出を目指しており、「ベスト32以上にいきたい」と意気込みを語った。
他の階級の結果
- 80キロ級: 大野農・藤本元気が初優勝
- 団体戦: 北海道栄が2年ぶりの優勝
鈴木一二三の活躍は、今後の相撲界でのさらなる飛躍を期待させるものとなった。