元横綱・照ノ富士が伊勢ヶ濱部屋を継承!白鵬の角界退職に新たな決意
元横綱・照ノ富士が伊勢ヶ濱部屋を継承し、新たな決意を表明。白鵬の角界退職についてもコメントしました。

伊勢ヶ濱部屋の継承
元横綱・照ノ富士が9日、伊勢ヶ濱部屋の継承に伴い記者会見を行いました。照ノ富士は、「長い歴史のある伊勢ヶ濱部屋を継承すること、そして大人数の力士たちを受け継いでやっていく中で責任を感じますし、今以上に強い部屋にしていかなければならない」と決意を新たにしました。
元横綱・旭富士の期待
伊勢ヶ濱部屋は元横綱・旭富士が定年で退任。この日、年寄「伊勢ヶ濱」を継承襲名すると同時に、伊勢ヶ濱部屋を継承することが承認されました。旭富士は、「いい形で次の世代に渡すことができて本当によかったなとは思います。本人のカラーをしっかり出していかないといけない。うちの部屋がこうだったからこうやってやれということではなく、いいところをしっかり吸収しながら自分で考えてそれ以上にもっとよくなるようにやっていったらいいと思います」と新親方へ期待を込めました。
新・伊勢ヶ濱親方の決意
横で聞いていた新・伊勢ヶ濱親方は、「師匠の教えを次の世代たちに伝えてプラスして自分が何をやってきたか、そしてその子その子に合わせて何をこれから教えていけばいいかというのは1人1人に教えてやっていきたいなと思います」と語りました。
白鵬の退職
一方、この日は元横綱・白鵬が正式に退職。モンゴル出身力士の先輩の決断について、「この角界に入るきっかけを作っていただいた大先輩ですし、この1年間一緒に部屋でやってきて色んな話も2人でしてましたし、本当に残念だなと思う気持ちはあります。そしてこれからも相撲が好きな大横綱でしたから相撲に相撲協会にまた恩返しできるように活動するということも聞いておりますので、そういった面でも相撲のためにこれからもがんばってくれたらありがたいなと思います」とコメントしました。
弟子の指導
元横綱・白鵬の弟子の暴力問題で宮城野部屋の力士を預かっていましたが、引き続き指導。「1年前から部屋一緒になってやってきた中で自分なりに出来ることをしっかりできましたし、そして彼らも成長してみんなの前でいい成績を残して、応援してくださってる方に恩返しできてるのでこれからも相変わらず同じく、今まで通りにみんなに指導していきたい」と語りました。