四大大会初出場での快挙

22歳のロイス・ボワソン（フランス）が、全仏オープン女子シングルス4回戦で第3シードのJ・ペグラ（アメリカ）を3-6, 6-4, 6-4の逆転で破る大金星を挙げた。これにより、四大大会初出場でベスト8進出を果たした。

試合のハイライト

• 第1セット: ボワソンは4本のダブルフォルトを犯すなどして3度のブレークを許し、3-6で落とした。
• 第2セット: ボワソンは1度ブレークを許したものの、自身は2度のブレークを奪って6-4で取り返した。
• 第3セット: 第1ゲームでいきなりブレークを奪い、第9ゲームでは6度に及ぶデュースの末に再びブレークに成功。迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでボワソンは4度のブレークポイントを握られるも、ドロップショットを決めるなど「強心臓」ぶりを披露しこれをセーブ。マッチポイントではワイドサーブでペグラをコートから追い出し、フォアハンドウィナーを叩き込んで勝利を収めた。

準々決勝への展望

勝利したボワソンは準々決勝で第6シードのM・アンドレーワと対戦する。アンドレーワは4回戦で第17シードのD・カサトキナ（オーストラリア）を下しての勝ち上がり。

ボワソンのこれまでの戦績

• 1回戦: 第24シードのE・メルテンス（ベルギー）を破る。
• 2回戦: 世界ランク113位のA・カリニナ（ウクライナ）を破る。
• 3回戦: ワイルドカードで出場した同138位のE・ジャクモ（フランス）を破る。

ボワソンの快進撃はまだまだ続きそうだ。