F1エミリア・ロマーニャGP:角田裕毅の精神的ダメージと復活への決意
F1第7戦エミリア・ロマーニャGPで角田裕毅が予選での大クラッシュを乗り越え、決勝で10位入賞を果たした。彼の精神的ダメージと次戦への意欲を紹介。

予選での大クラッシュ
F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選では、角田裕毅がコーナーの縁石に乗り上げた瞬間にコントロールを失い、マシンがスピンしながら高速でコースバリアに激突。車体は宙に浮き、上下1回転しながら地面に落下し、バラバラになった。しかし、角田は自力で脱出し、無事だった。
決勝での奮闘
18日の決勝は20番手からのスタートだったが、角田は勝負どころでオーバーテイクを決め、最後方から着実に順位を上げ、10位入賞を果たした。これにより、貴重な1ポイントを獲得した。
精神的ダメージと次戦への意欲
決勝レース後、角田はF1公式YouTubeチャンネルで心境を明かした。「少なくとも、夜中の間ずっと働いてくれたチームにポイントをもたらすことができて、僕はハッピーだよ。メカニックたちの働きは大きなものだった」と、技術スタッフの働きぶりを称えた。
一方、予選での大クラッシュによる精神的ダメージは大きかったようで、「予選にはまだイライラしている。昨夜はあまり眠れなかったよ」と吐露。しかし、「とにかく前に進まなくちゃいけないし、受け入れるしかない」と、次戦モナコGPでの巻き返しへ闘志を燃やした。
次戦モナコGPへの期待
角田は次戦モナコGPでの活躍を誓い、ファンやチームへの感謝の意を表した。彼の精神力と技術力が、次戦でどのように発揮されるかが注目される。