F1イギリスGP:FP2で角田裕毅が15番手、地元勢が躍動する金曜日
F1イギリスGPのFP2で角田裕毅が15番手、地元勢のノリスとハミルトンが躍動。レッドブルの戦略とドライバーの動向を解説。

F1イギリスGP:FP2の結果
F1第12戦イギリスGPのフリー走行2回目(FP2)が終了しました。天候は晴れで、気温24度、路面温度41度とコンディションは良好でした。トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)で、2番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手には地元の英雄ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が続きました。
レッドブル・レーシングの動向
ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルおよびレーシングブルズの4台の結果は以下の通りです。
- フェルスタッペン(レッドブル・レーシング):5番手
- 角田裕毅(レッドブル・レーシング):15番手
- アイザック・ハジャー(レーシングブルズ):9番手
- リアム・ローソン(レーシングブルズ):10番手
角田裕毅のFP2での挑戦
角田裕毅は、FP1の"若手ドライバーテスト"ルールを消化しつつ、17歳のアービッド・リンドブラッドに母国イギリスGPでのF1デビューという機会を与える意図もあり、チーム判断でシートを譲りました。FP2から走行を開始した角田は、ミディアムとソフトを使って5回のピットインを行い、予選と決勝に向けてさまざまなセットアップを試しながら15番手につけました。
ドライバー市場の動向
来季に向けてドライバー市場が動き出す夏休みも近づいており、角田にとっては一つひとつのセッションが重要な意味を持ちます。チーム側は"万が一"のドライバー変更に備えて選択肢が増え、安心材料になっています。