2025年F1カナダGP:ピアストリとノリスの激しいバトルとその結末
2025年F1カナダGPでのピアストリとノリスの激しいバトルとその結末について詳しく解説。レースのハイライトと選手のコメントを紹介。

2025年F1第10戦カナダGPの決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは4位という結果を収めました。スタートでアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)にかわされて4番手に落ち、その後のレースを通してポジションを取り戻すことができませんでした。
終盤、アントネッリと激しく3番手を争う中、すぐ後ろに追いついてきたチームメイトのランド・ノリスに対するディフェンスに徹しなければならなくなりました。マクラーレンの2台で激しく戦うなかで、ノリスがピアストリに追突し、リタイア。ピアストリは走り続けることができ、4位でフィニッシュしました。
ピアストリはポイントリーダーの座を守り、2位ノリスとの差を拡大しました。
ピアストリのコメント
「明らかに、誰にとっても理想的なことではないが、僕はそのインシデント(の映像)をまだ見ていないので、正確に何が起きたのかは分かっていない」
「でも、もしランドが全面的に責任を認めたのなら、それがすべてだと思う。全体として少し難しいレースで、結末も理想的ではなかった」
(接触までは、フェアなバトルだったかと聞かれ)「そう思う。彼は10コーナーでかなり激しく仕掛けてきたけれど、僕はシケインでポジションを保った。確かに厳しいバトルではあったが、その時点まではクリーンなものだった」
「まだ接触の映像を見ていないけど、悪意があったとは思っていない。本当にただ不運な出来事だったのだと思う。僕たちは共に世界選手権を争っている立場だ。チームが僕たちにレースをさせてくれていることにとても感謝している」
「この件が、その点に関して何かを変えるとは思っていない。僕たちはこの先も、シーズンを通して戦い続けていくだろう」
[オートスポーツweb 2025年06月16日]