大相撲夏場所9日目:安青錦、若さを超えた冷静さで勝ち越しを決める
大相撲夏場所9日目、安青錦が若手らしからぬ冷静さで勝ち越しを決め、1敗をキープ。今後の活躍に期待が高まる。

2025年5月19日、東京・両国国技館で開催された大相撲夏場所9日目。安青錦(21)=安治川=が千代翔馬を押し出しで破り、勝ち越しを決めました。安青錦は低い姿勢を崩さず、1敗をしっかりとキープ。幕内2場所目にして、早くも勝ち越しを決めるという快挙を成し遂げました。
試合後、安青錦は「早く勝ち越したからうれしい、とかはないです。これから長いので」と冷静なコメントを残し、その落ち着きは21歳とは思えないほどでした。1差で大の里を追う展開に、今後の活躍が期待されます。
師匠の安治川親方(元関脇安美錦)は、「そんなことは想像もしてない。上にどんどん持っていってもらって、暴れてくれたらいい」と、弟子の伸び伸びとした取り組みを評価しました。また、安青錦は過去の名力士の動画を研究しており、その熱心さは師匠も認めるところです。
「1回500円で。TSUTAYA(ツタヤ)より高いよ」と冗談を交えながらも、安青錦の成長を楽しみにしている様子が伺えます。今後の大相撲界を担う若手力士として、安青錦の活躍から目が離せません。