大畑大介が朝日大ラグビー部アドバイザーとして初任務を遂行、強雨の中での観戦と激励
元日本代表の大畑大介が朝日大ラグビー部のアドバイザーとして初めての任務を遂行。強雨の中、2試合を観戦し、選手たちに激励の言葉を送りました。


2025年4月13日、元日本代表バックスの大畑大介さんが朝日大学ラグビー部のアドバイザーとして初めての任務を遂行しました。強雨が降りしきる中、大畑さんは東海・北陸地区春季トーナメント1回戦の愛知学院大学戦と、続く1年生同士の練習試合の2試合を観戦しました。
朝日大学は愛知学院大学戦を34-0で勝利し、大畑さんは試合後に選手たちにあいさつをしました。大畑さんは「自分の経験をグラウンドの中で表現できる。こうして頑張っている子たちがいると発信していきたい」と語り、選手たちへの期待を表明しました。
大畑さんは、2001年から朝日大学の強化に携わってきた吉川充監督との旧知の仲でもあり、神戸製鋼で現役だった頃も指導に訪れたことがあります。朝日大学は2023年の不祥事で昨季は下部リーグから再出発し、今季Aリーグに復帰しました。大畑さんは「吉川さんから選手たちを幸せにしたい、力を貸してくれないかと言われた。僕も選手たちが頑張っていることも知っているし、力になりたい」とアドバイザー就任を快諾しました。
また、大畑さんは大学選手権での活躍にも期待を寄せています。「僕の中では、母校の京産大と選手権で当たって、京産大を倒す姿を見たい」と力を込めました。さらに、元日本代表バックスの大西将太郎さんや南條賢太さんもコーチに加わり、チームの強化に貢献しています。
朝日大学は今秋の東海学生Aリーグで2022年以来14度目の優勝、2021年度以来11度目の大学選手権出場を目指しています。大畑さんは「南條さんがいて大西も来る。チームの空気も変わる。選手の刺激、思いをラグビーに落とし込んでいきたい」と語り、今後の活躍に期待を寄せています。