J2 最新市場価値ランキング発表!大分トリニータが 11 位に
J2 クラブの総市場価値をランキング形式で紹介。大分トリニータは昨季 16 位で、今季は J1 復帰を目指す。清武弘嗣の加入が注目されている。


J2 最新市場価値ランキング発表!大分トリニータが 11 位に
2 月 15 日に明治安田 J2 リーグが開幕した。2025 シーズン開幕に向けて各クラブが補強を行い、リーグ全体の勢力図も変容を見せているが、このオフに戦力を高めたクラブはどこなのか。今回は J2 クラブの総市場価値をランキング形式で順位ごとに紹介する。(『transfermarkt』参照)
11 位:大分トリニータ
昨季リーグ戦順位:16 位(勝ち点 43)
クラブ市場価値:560 万ユーロ(約 8 億 9600 万円)
最も市場価値の高い選手:藤原優大(45 万ユーロ/7200 万円)
ランキング 11 位は大分トリニータ となった。2021 シーズン以来の J1 復帰を目指す同クラブの総市場価値は 560 万ユーロ(約 8 億 9600 万円)となっている。J1 昇格プレーオフ圏内まであと一歩だった一昨季。今年こそと息巻いた昨季だったが、序盤からなかなか波に乗り切れずシーズンが進み、リーグ 16 位という結果に終わってしまった。シーズンの最高連勝数は「2」となり、爆発力に乏しいシーズンとなった。
シーズン終了後には 2021 年から大分の攻撃をけん引してきた長沢駿が退団。渡邉新太もチームを去り、センターフォワード 2 人が同時にチームを離れることとなった。
彼らに代わる新たなストライカーとして、大分はいわき FC から有馬幸太郎を獲得。昨季はリーグ 10 得点をマークしており、開幕戦でも早速ゴールを記録している。
そして、清武弘嗣の獲得はサッカーファンを驚かせた。欧州で活躍した元日本代表は最初の所属クラブである大分へと 2009 年以来 15 年ぶりに帰還。現在 35 歳であり怪我も多いことから、かつての輝きは見られないかもしれないが、清武の姿を見にスタジアムへと足を運ぶサポーターは間違いなく増えるだろう。
クラブで最も市場価値が高い選手はセンターバックの藤原優大で、45 万ユーロ(約 7200 万円)を記録している。現在 22 歳の同選手は昨季、後半戦は怪我で離脱してしまったものの、中盤まで CB のレギュラーを確保。今季はフル稼働が求められる。