濵田太郎の驚異のセーブがJ2リーグを救う!4月の月間ベストセーブ賞受賞
大分トリニータのGK濵田太郎が4月のJ2リーグ月間ベストセーブ賞を受賞。その驚異のセーブでチームを救った瞬間を詳しく解説。

2025年4月13日、大分トリニータ対徳島ヴォルティスの試合で、GK濵田太郎が驚異のセーブを披露し、J2リーグの月間ベストセーブ賞を受賞しました。このセーブは、試合終盤の82分に発生し、大分トリニータのゴールを守る重要な瞬間でした。
セーブの詳細
1-1のスコアで迎えた82分、大分トリニータは右サイドからのCK(コーナーキック)のこぼれ球を拾われ、ボックス外から杉本太郎がダイレクトシュートを放ちました。このシュートはゴール前で密集していた杉森考起の頭に当たり、コースが変わったことで非常に難しい状況となりました。しかし、濵田太郎は素早い反応で左手一本でこのシュートを防ぎ、チームを救いました。
選考委員の評価
選考委員長の小林祐三氏は、「シュートスピードがあり、密集した状況でのボールの軌道変化も含め、非常に難しいシチュエーションでの素晴らしいセーブ」と評価しました。また、林陵平委員も「目の前でコースが変わったにもかかわらず、素晴らしい反応でフィスティングした」と称賛しています。
濵田太郎のコメント
濵田太郎は受賞について、「この度は、月間ベストセーブ賞に選出いただき誠にありがとうございます。今シーズンから、GKにより注目していただける賞を新設してくださり、GKとして、大変嬉しく思います」と述べました。また、セーブの瞬間について、「CKの流れからゴール前で相手選手、味方選手がブラインドになっており、相手選手のシュートに対してまず準備し、さらにディフレクションがあったので最後まで先に動かないことを意識しセーブしました」と語りました。
今後の目標
濵田太郎は、「日頃の練習で様々なシーンのシュート練習をしていたことが、実践でも生かされた結果だと思います。ただ、この試合は勝利することができなかったので、勝負の分かれ目となるシュートをもっとセーブし、チームの勝利に貢献できるようにしたいと思います」と今後の意気込みを語りました。
このセーブは、J2リーグにおけるGKの重要性を再認識させるものとなりました。濵田太郎の今後の活躍に期待が寄せられています。